ケミカルピーリングでつるつる肌

ケミカルピーリングは、酸の力で皮膚表面の角質をはがし、新しい細胞を形成し、にきび、しみ(シミ)や美白、シワ(しわ)
肌のくすみなど、さまざまなお肌のトラブルに効果を発揮します。

ケミカルピーリングとは

ケミカルピーリングとは酸を用いて、肌の働きを活性化させ肌の表面にこびりついた古い角質を取り除き、肌を張替え真皮を引き締める方 法です。

本来であれば、私達の肌には新しい細胞を生み出し、古い角質を剥がす作用が備わっています。ところが、日々紫外線を浴びたり、ストレ スがあったり、年を重ねるごとに、肌を再生する力が衰えて、シミ、シワ、くすみといった肌トラブルがおきます。

肌は大体25才を過ぎると老化が始まると言われています。肌が老化すると肌の再生の働きが弱まり、古い角質が剥がれにくくなります。 それに対してピーリングは肌再生の手助けをしてくれます。

ケミカルピーリングは、最初はフェノールのような強い酸が使われていましたが、色素沈着などの副作用が起こったため、その後、少し弱 いトリクロール、さらにもっと弱いフルーツ酸が主流となりました。

ケミカルピーリング種類

ケミカルピーリングの種類には大きくわけて3つの種類があります。フルーツ酸(AHA)サリチル酸(BHA)トリクロール酸(TCA)です。現 在では角質層のごく薄い部分に作用する、弱いAHA(フルーツ酸)が主流となっています。

AHAとは、アルファヒドロキシ酸(Alpha Hydroxy Acids)の略でりんごやレモンなどフルーツに含まれていることからフルーツ酸と呼ばれています。中でも美白効果と安全性が高いさとうきびからとれたグリコール酸がよく使われているようです。ダウンタイム(治療後の安静期間)が殆ど無いのがAHAピーリングの最大の長所です。

サリチル酸(BHA)はAHAと似ていますが脂に馴染みやすいという性格からニキビの治療に適しています。ニキビは角質層が毛穴をふさい でできますので、サリチル酸(BHA)を塗ることによって、角栓を取り除き毛穴の通りをよくするのです。

トリクロール酸(TCA)はフルーツ酸(AHA)サリチル酸(BHA)が皮膚の浅い部分にピーリングをするのに対して、表皮の基底層、真皮層ま で働きかけます。表皮細胞を刺激しコラーゲンを作り出す繊維芽細胞も刺激するので、深いシワやシミに効果があります。ニキビにたいし てもAHA(フルーツ酸)ピーリング以上の効果があります。肌にはりもでてくるので、たるみにもかなりの効果が期待できます。

ケミカルピーリング効果

ピーリング ケミカルピーリングで得られる効果は以下のようなものがあります。

●くすみを改善し、顔全体をトーンアップ。
●ニキビをできにくくする。ニキビ後を残りづらくし薄くする 。
●毛穴が小さくなる。
●お肌のハリ・たるみの改善をする。
●お化粧のりが良くなる。
●シミが薄くなる。
●ケミカルピーリングを繰り返すことで肌が丈夫になる。
●小じわを薄くする。
●お肌のキメを整える。
●ひじ・ひざ・かかとの角質化の改善をする。
●化粧水・美容液などの浸透性を上げる。
●お肌の老化予防

ケミカルピーリングの歴史

ケミカルピーリングの歴史は、古代エジプトに遡ります。古代エジプトの女性達はAHAの一種である、乳酸を含んだ牛乳風呂に入って肌 をなめらかにしていたといいます。クレオパトラもおそらく牛乳風呂に入って、あの美しさを保っていたのではないでしょうか。

また、フランスのルイ14世は、肌に古いワインを塗ってツヤを出していたというエピソードがあります。ワインにはリンゴ酸が含まれて いるので、ケミカルピーリングの作用を取り入れていたという事になるのではないでしょうか。

近年になって1984年頃、ドクターオバジが有色人種にも適応できる、トリクロール酸(TCA)でのピーリングを開発しました。1994 年にフルーツ酸(AHA)が日本の厚生省の認可のもと、輸入されることになりました。
その後、有名歌手がケミカルピーリングを受けたという報道で多くの女性の間で関心をよびました。

ケミカルピーリングとニキビ

ニキビと一言に言ってもいろいろな種類のニキビがあります。現在進行しているニキビであれば、清潔にする、洗顔をていねいにするなど で、ある程度は、抑えることもできます。やっかいなのは、ニキビ痕のほうです。白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビとありますが、赤ニキビ は周囲の皮膚組織まで破壊して色素沈着してしまい、跡が残るケースがあります。
ニキビ
また、ニキビができるとついつい、つぶしてしまいたくなりますよね。そんなニキビ跡にケミカルピーリングをおこなえば皮膚の新陳代謝 が活発になり、ニキビ跡も古い皮膚の角質と同時に脱落します。
かなり以前よりケミカルピーリングでフェノール酸を使用したニキビ痕治療が行われていたようです。ニキビ痕は強い酸でないとなおりに くいようです。

現在進行形のニキビに対してはフルーツ酸による弱いピーリングが効果的ですが、サリチル酸(BHA)はより深いところまで浸透するので、 より効果的であるようです。

ピーリングをどこでするか

ピーリングを実際に受ける場合、どこでやればいいのでしょうか?皮膚科、美容外科、エステティックサロンがあります。
エステサロンで受ける場合は治療目的には、施術できないので、使うピーリング剤の濃度は低くなるので、肌質そのものは改善されません。

医師が行うケミカルピーリングは治療を目的としていますので、肌の状態を診察してもらえるので安心です。また医師であればエステサロ ンより、高濃度のピーリング剤を使用できるので、効果は大きいといえます。
問合せ
ピーリングはエステサロンでも行われるようになりましたが、肌タイプは人によって違うため、ピーリング剤の調合と技術には的確な診断と豊富な経験が必要です。
いずれにしても、ケミカルピーリングは改善したい症状や肌質によって使用する薬剤の種類や濃度を変更する必要があります。肌のしくみ や働きをきちんと理解しているかどうか、経験が豊富かなど、信頼できる医療機関やエステティックサロンを選ぶことが重要といえます。
ケミカルピーリングでつるつる肌
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